ワイヤレスイヤホン × モバイルバッテリーを、重量・性能・コスパで解析。毎日の持ち歩きに最適な"装備"を選び出す比較データベース。
Mobinaは、カバンの中身を軽くするための研究所。
「本当に持ち歩く価値があるか」だけを基準に、ポータブルガジェットを選び抜きます。
Mobina独自の指標です。モバイルバッテリーは「容量(mAh)÷重量(g)」、充電器は「最大出力(W)÷重量(g)」で算出。数字の出どころはすべてメーカー公称値で、計算式はこの通り単純です。「軽いけど容量が少ない」商品と「重いけど大容量」の商品を同じ土俵で比べられます。イヤホンのみ片耳重量の実数で評価します(装着感に直結するため)。
10000mAh帯のモバイルバッテリーは、150g台なら軽量ライン、200gを超えると通勤・通学の毎日持ちでは重さを感じ始めます。掲載商品では180g前後(Anker PowerCore 10000、CIO SMARTCOBY Pro SLIM 35Wなど)が実測ベースの軽量クラスで、mAh/g換算ではおよそ55前後になります。数字だけ見ると容量の大きいモデルほど得に見えますが、20000mAh級は400g近くになることが多く、鞄の中で存在感が変わります。
ケーブル一体型は「ケーブルを忘れる」リスクを消せる代わりに、その分の重量とサイズが上乗せされます。コンセント一体型も同様で、Anker Power Bank(Fusion, 30W)のように250gまで増える構成もあります。逆にAnker Nano Power Bank(5000mAh, MagGo, Slim)のように容量を5000mAhに絞れば110gまで下がり、mAh/gの効率では10000mAh級と同等かそれ以上になることもあります。
選び方の軸は明快です。スマホ1回分の充電で足りるなら5000mAh級で軽さを取り、1日を確実にカバーしたいなら10000mAh級の中で軽さ効率スコアが高いモデルを選ぶ。20000mAh超は「複数日の外泊」「ノートPCの充電」など、明確な用途がある人向けです。
片耳4g台のイヤホンは、装着してから数時間経っても圧迫感が出にくい重さです。EarFun Air Pro 4(4.5g)やSOUNDPEATS Air4 Pro(4.7g)はこの帯に入り、長時間のリモート会議や作業用途でも耳が疲れにくいという声が多いモデルです。
片耳6gを超えると、装着直後は気にならなくても、2〜3時間を境に耳への圧が意識され始める人が増えます。ノイズキャンセリング機能やバッテリー容量を増やすほど筐体は大きく重くなりやすく、Sony WF-1000XM5(5.9g)のように性能を優先したモデルはこの中間帯に位置します。
重さと機能はトレードオフです。ANC・LDAC・ロング再生をすべて盛り込めば5〜6g台が現実的なラインで、4g台まで軽くしたい場合は機能を絞ったモデルを選ぶことになります。「軽さ最優先」か「機能最優先」かを先に決めると選びやすくなります。
GaN(窒化ガリウム)は、これまでの充電器に使われてきたシリコン半導体より発熱が少なく、高い周波数で動作させても効率が落ちません。発熱が少ない分、放熱のための金属パーツや筐体の厚みを削れるため、同じ出力(W数)でもシリコン製より小型・軽量に作れます。
結果として、65W級の充電器でも100g前後に収まる製品が増え、ノートPCとスマホを同時に急速充電できるモデルが手のひらサイズで実現しています。W/gで比較すると、GaN充電器はシリコン製充電器より高い数値になりやすく、これが「軽さ効率スコア」で上位に入りやすい理由です。
最終更新: 2026年7月